12月25日、クリスマスですがソウルの寒さは厳しさを増しています。この時期、韓国の街を歩くとあることに気づくはずです。それは、老若男女問わず、まるで黒い芋虫のような長いダウンコートを着ている人が非常に多いことです。
これは「롱패딩(ロングペディン / ロングパディング)」と呼ばれ、もはやファッションアイテムというよりは「生存のための必需品」として定着しています。
おしゃれよりも生存本能!氷点下10度の世界
なぜここまでロングペディンが流行したのでしょうか?答えはシンプルで、ソウルの冬が痛いほど寒いからです。1月にはマイナス10度を下回ることも珍しくありません。足元まで覆ってくれるロングペディンは、冷たい風から全身を守ってくれる唯一無二の防具なのです。
以前は「部活のベンチコートみたいでダサい」と言われることもありましたが、有名俳優やK-POPアイドルが撮影現場の待ち時間に着用する姿が広まり、今では冬の「国民的ユニフォーム(教服)」と呼ばれるほど普及しました。
ペディンに関する韓国語
ショッピングをする際や、友人と服の話をする時に使える単語を覚えておきましょう。
이거 기모 들어 있어요? [イゴ キモ トゥロ イッソヨ?]
(これ、裏起毛になっていますか?)
「기모(キモ / 起毛)」は冬の服選びの重要キーワードです。トレーナーやパンツを買うとき、裏起毛かどうかで暖かさが全く違います。
室内は常夏?オンドルの威力
外は極寒ですが、一歩室内に入ると「オンドル(床暖房)」のおかげで汗ばむほど暑いのが韓国の特徴です。そのため、韓国の人々は厚着を重ねるよりも、「中は薄手のニットやTシャツ一枚、外に最強のペディン」というスタイルを好みます。脱ぎ着しやすい格好で旅行するのが、快適に過ごすコツですよ。
「試着してもいいですか?」「もう少し大きいサイズはありますか?」
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