【記事26】韓国の「빨리빨리(パリパリ)」文化とは?
2025年11月11日
韓国旅行に行くと、注文した料理が驚くほど早く出てきたり、インターネット(Wi-Fi)の速さに感動したりした経験はありませんか?
これらを象徴するのが、韓国文化を語る上で欠かせないキーワード「빨리빨리(パリパリ / 早く早く)」です。韓国人は、とにかく何事もスピーディーに進めることを好む傾向があります。
せっかち、とネガティブに捉えられることもありますが、この「パリパリ文化」こそが、韓国の驚異的な経済発展や、世界最速レベルのITインフラを支えてきた原動力とも言われています。今回は、このユニークな文化についてご紹介します。
「パリパリ」はどんな時に使う?
「빨리(パリ)」は「早く」という意味の副詞です。これを2回繰り返すことで、「早く!早く!」と急かしたり、スピード感を強調したりします。
- 食堂で:注文した料理がなかなか来ない時。「저기요, 빨리 주세요!(チョギヨ、パリ ジュセヨ! / すみません、早くください!)」
- デリバリー:「빨리 배달해주세요(パリ ペダルヘジュセヨ / 早く配達してください)」
- 仕事で:「빨리빨리 해(パリパリ ヘ / 早く早くやって)」
もちろん、目上の人に対して「パリパリ!」と急かすのは失礼にあたりますが、食堂で丁寧に「早くお願いします」と伝える程度であれば問題なく使えます。
「パリパリ文化」の背景
このせっかちな国民性は、歴史的な背景や厳しい競争社会から生まれたと言われています。限られた資源の中で生き抜き、激動の近代史の中で急速な発展を遂げるためには、何事もスピード感を持って効率的に成し遂げる必要があったのです。
その結果、韓国は以下のような「スピード」が当たり前の社会になりました。
- 世界最速レベルのインターネット網
- 驚異的なスピードのデリバリー(配達)システム
- 素早い行政サービス
旅行中に役立つ「パリパリ」フレーズ
せっかくなので、スピードに関連する便利なフレーズも覚えてみましょう。
얼마나 걸려요? [オルマナ コルリョヨ?]
(どのくらい(時間が)かかりますか?)
料理が出てくるまでや、目的地までの時間を聞くときに使えます。
빨리 가주세요. [パリ カジュセヨ]
(急いで行ってください)
タクシーで急いでいるときに使えるフレーズです。
日本の「ゆっくり、丁寧に」という文化とはまた違う、韓国の「パリパリ」文化。どちらが良い悪いではなく、その違いを理解することが、韓国語の学習や異文化理解をより面白いものにしてくれますよ。
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