K-POPアイドルのステージ上でのカッコいい姿とはまた違う、素の表情が見られるVlog(ブイログ)。楽屋での様子や、食事シーン、宿舎でのリラックスした姿など、ファンにとってはたまらないコンテンツですよね。
実はこのVlog、教科書には載っていない「生きた韓国語」の宝庫なんです!ドラマのセリフよりもさらに自然で、韓国の若者たちがリアルに使う日常会話や流行語を学ぶのに最適な教材と言えます。
今回は、アイドルのVlogによく出てくる「これさえ押さえれば楽しめる!」というリアルな日常会話フレーズをご紹介します。
Vlogで学ぶメリットとは?
なぜVlogが学習に良いのでしょうか?それは、ドラマや歌詞と違って「台本っぽさ」が少ないからです。
- 本当に使われている言葉がわかる:「マジで」「ウケる」「ヤバい」といった、友達同士で使うフランクな表現や流行語がそのまま聞けます。
- 自然なスピードに慣れる:韓国人同士が話す自然な会話スピードや、相槌の打ち方、イントネーションに耳が慣れます。
- 場面とフレーズが直結する:美味しいものを食べた時、疲れた時、驚いた時など、特定のシチュエーションでどんな言葉を発するのかが映像と共に学べます。
Vlog頻出!リアル日常会話フレーズ
Vlogを見ていれば必ずと言っていいほど耳にする、超定番のフレーズをピックアップしました。
진짜? / 진짜! [チンチャ? / チンチャ!]
(マジで? / マジで!)
日本語の「マジで」とほぼ同じ感覚で使える万能な言葉です。語尾を上げれば「チンチャ?(マジで?)」と疑問形に、語尾を下げれば「チンチャ!(マジで!)」と強調になります。驚いた時や感動した時など、あらゆる場面で登場します。
대박! [テバク!]
(ヤバい! / すごい!)
「大当たり」という意味から転じて、「すごい」「ヤバい」「最高」といったポジティブな驚きを表すスラングです。信じられないような光景を見た時や、美味しいものを食べた時などに「テバク!」と一言で感情を表現できます。
맛있겠다! [マシッケッタ!]
(美味しそう!)
食事シーン(モッパン)が多いアイドルのVlogでは欠かせないフレーズ。「맛있다(美味しい)」と「겠다(~だろう/~そう)」が合わさって、「美味しそう!」という意味になります。実際に食べて「맛있어!(マシッソ!/美味しい!)」と言うまでの流れはセットで覚えたいですね。
뭐해? [モヘ?]
(何してるの?)
「뭐(何)」「해(する)」で「何してるの?」という意味。Vlogでメンバー同士が部屋を訪ねる時や、電話をかけるシーンでよく使われます。日本語の「今なにしてる?」と同じ気軽な挨拶のような感覚で使われることも多いです。
Vlog学習のコツ
Vlogで学ぶ時は、日本語字幕に頼りすぎないのがポイントです。まずは字幕なしで見て、どれくらい聞き取れるか挑戦してみましょう。その後、韓国語字幕や日本語字幕で答え合わせをすると、「この"チンチャ"は驚きなんだな」と理解が深まります。
そして何より、楽しむことが一番! "推し"が話す言葉なら、自然と覚えられるはずです。
Vlogで出てきた流行語やスラングの意味、
もっと詳しく知りたいと思いませんか?
